2018年5月13日にゲゲゲの鬼太郎6期シリーズの第7話「幽霊電車」が放送されました。
「幽霊電車」は過去の鬼太郎シリーズでも放送されている物語で、物語のファンも多い作品なだけに私もこの日を楽しみに待っておりました♫
という事で今回は、ゲゲゲの鬼太郎6期第7話の感想「幽霊電車」についてお話させて頂きたいと思います。
どうぞご覧下さい♫
目次
ゲゲゲの鬼太郎6期第7話「幽霊電車」のあらすじ
まず初めに「幽霊電車」のあらすじをお話ししたいと思います。
帰りの帰宅ラッシュの駅ホーム。
LINEで仲間とイジメの打ち合わせをしている女子高生。
とそこに酔っ払った?一人の中年男性がぶつかってくる。
「何よあいつ!ぶつかっといて謝らないなんて信じられない!ネットに晒してやる!」と言って、携帯のカメラでその男の写真を撮ろうする。
と、その時!
なんと男性はホームから落ち、電車に轢かれてしまう。
その写真を偶然撮影してしまった女子高生…という所から物語が始まる。
屋台でお酒を飲んでいる社長と部下の二人組。
社長は、過去に会社を辞めていった部下のシオタという男の話をしていた。
シオタは「幽霊や妖怪は存在する」と幽霊肯定派で、社長は幽霊や妖怪は全く信じておらず、幽霊や妖怪を信じる奴はバカな人間の証拠と言い張る。
そこへ遠くから鬼太郎とねずみ男が近付いていってこう言った。
「目に見えない物でもいるものはいる」「あなたは本当に哀れな人だ」と。
そう言うと社長は鬼太郎に蹴りをくらわす。
蹴りをくらった鬼太郎は社長に対し、「因果応報という言葉を知っているか?自分がやった事はやがて必ず自分に帰る」と話し、社長をじっと見つめる。
その後、社長は何も言わずに部下を連れて帰っていく。
帰るのが遅くなってしまった社長と部下は終電を逃してしまう。
どうやって帰るか部下と話をしていると、今日は「0:42発 多摩霊園行き」という臨時列車が走っているという事に部下が気付く。
社長と部下は、少し疑問に思いながらもその電車に乗る。
その電車の中では、他にも乗客が乗っているが、みんな下を向き一言も喋らない、まるでお通夜のような雰囲気。
部下が2週間ぶりに家に帰れることを社長に話すと、社長は部下に対して、お前は本当に仕事が遅いからなと話す。
と、そこへ突然御経のような声が聞こえてくる・・・
その御経のような声は、一緒に乗車していたねこ娘の携帯の着信音(笑)
駅員に扮した鬼太郎が、乗車券確認の為二人の前で止まる。
社長は鬼太郎に定期券を見せるが鬼太郎は、この定期券は1週間前に切れていると話す。
そんなはずないと定期券を見た社長は、本当に定期券の日付が切れている事に気づく。
部下が、2枚分の切符を買っといたので大丈夫と鬼太郎に渡す。
部下は2週間に1度しか家に帰れないのに、定期券を買うのは勿体無いとの理由で、定期券の購入はしなかった。
鬼太郎が、「次は火葬場〜火葬場〜」とアナウンスを行う。
火葬場なんて駅があったか、疑問に思う社長と部下。
窓からの風景がいつもと違う事に気付く社長。
風景を見ていると、窓の外を妖怪が通り過ぎて行く。
驚き、逃げようとする社長の足を幽霊が掴み社長は転んでしまう。
転んだところに妖怪が近づいてきたところで社長は気を失ってしまう。
意識を戻した社長だが、足には幽霊に掴まれた痕がしっかり残っていた。
部下は社長に対して、足は大丈夫か?もし痛むようなら良い病院を紹介すると話す。
その病院は、クニシゲという同僚が入院していた病院。
そのクニシゲは社長にパワハラをうけて、うつ病になり、入院。
退院したその日に川で自殺したというのだ。
ふと前の席に目をやると、ビチョビチョに濡れたクニシゲという男性の姿があった。
クニシゲが死んだという話を部下から聞いた社長は、「嘘をつくな、目の前にクニシゲがいるじゃないか!」と一瞬部下の方を見る。
次にクニシゲのほうに目をやると、もうクニシゲの姿はない。
ビチョビチョに濡れたシートを触り、社長は驚く。
社長は多くの部下達にパワハラを行っていた事を思い出す。
その時、部下も飛び降り自殺をして亡くなった事を思い出す。
目の前にいる部下。
社長が「お前・・・たしかあの時・・・」と話した途端・・・
「やっと思い出してくれましたか?」と言って、部下は額から血を流し始め、体の関節が曲がっていく。
追いかけてくる部下の幽霊達。
電車の運転席にいる鬼太郎に対し、助けを求めに行く社長。
しかし、鬼太郎の後ろからも様々な妖怪が飛び出してきて、社長に襲いかかる。
妖怪と部下の幽霊に挟まれた社長は、窓から飛び降りて逃げようとする。
しかし、飛び降りた先は、また同じ電車の車内。
そこへ鬼太郎が再び姿を表し、この電車からは逃げられない事を話す。
「この電車は地獄行きの電車。生きている時に様々な人の恨みを買い、いじめて死に追いやった事への報いを受けなければいけない」と。
そして社長が1週間前に死んでいる事を話す。
突然の出来事で死んだ事への実感がない社長が、1週間ほど何かと理由をつけて幽霊電車に乗らなかった。
しびれを切らした部下達が、地獄行きの幽霊電車に誘導させた。
骨壷駅についた時、降りようとする鬼太郎に対し、助けを求める社長。
社長は「助けてくれ!」と叫ぶ。
鬼太郎は「あなたはそういった人達を助けた事がありましたか?」と言ってそのまま立ち去っていく。
そのまま「地獄駅」へと向かう幽霊電車であった。
場面が変わり、女子高生の相談を受けている鬼太郎。
写真に写っている無数の手は、多くの恨みを買った社長に対し、部下達が地獄へと引きずりこもうとした手だから、気にしなくてもいい。もう削除してもいいと話す。
しかし、最後に鬼太郎がこう言い放つ・・・
「ただ・・・あなたにそうされるような心当たりがなければですが・・・」
「これは人間が人間をいじめ殺し、その恨みが更に人間を殺した話。妖怪なんかよりよっぽど恐ろしい」と。

ゲゲゲの鬼太郎6期第7話「幽霊電車」の感想
引用:twitter
今回、ゲゲゲの鬼太郎6期第7話「幽霊電車」を見た感想ですが、過去作品の「幽霊電車」に引けをとらない面白さでした。
面白さというか、怖さでしたね。
一人で見ていて、ゾクっとする場面が何度もありました。
社長が座席に座っている時、後ろの窓ガラスをドンっと叩く手が出てきたところ。
窓ガラスの外を妖怪が通り過ぎるところ。
部下が死んでいる事に気付き、部下の顔や体がどんどん変形していくところ。
女子高生に対して、鬼太郎が話しをするところ。
などなど、見所が満載でした。
そして、ただ怖い話というだけでなく、現代社会の問題をうまく表現しているなと感じました。
学校内のイジメや、会社内でのパワハラは現代社会でもよくニュースになっていますよね。
いじめている方は気付かないとは思いますが、いじめられている方は心に相当なショックを受け、毎日学校に行くのが嫌になります。
私も学生時代、いじめられた経験があるので分かります。
いじめている方も、後から事の重大さに気付いたり、最後まで気付かない人もいるのが事実です。
会社内でのパワハラは私は幸いにも経験はした事がありませんが、私の回りにもうつ病になる人も実際いましたので、この問題も深刻だなと感じています。
今、政府が働き方改革など推進していますが、実行されているのは一部の企業だけで、世の中にはブラック企業も多数存在しているのは事実です。
この問題は、今後永久になくなっていくのは難しいのかなと個人的には思います。
そういう意味で、今回のゲゲゲの鬼太郎6期第7話「幽霊電車」は怖いだけでなく、様々な事を考えさせられる回でした。
ただ、私の3歳の子供は途中から怖がって、見ようとはしませんでしたが(笑)

ゲゲゲの鬼太郎6期第7話「幽霊電車」世間の感想
引用:twitter
ゲゲゲの鬼太郎6期第7話「幽霊電車」のあらすじと私の感想をお話させていただきました。
ここからは、ゲゲゲの鬼太郎6期第7話「幽霊電車」を見た世間の方々の感想は見ていきたいと思います。
どのような感想がでてくるのでしょうか?早速見ていきましょう!
良かった!怖かった!
今期の幽霊電車はストーリー構成、ホラー演出もすごく良かった!大満足
あと、ゲゲゲの鬼太郎6期を見ていると思うのが、「一番怖いのは人間」てことですね〜…#ゲゲゲの鬼太郎 #ゲゲゲの鬼太郎6期 #幽霊電車 pic.twitter.com/MmPGJWCKle— 一反木綿とぬりかべ (@monmenuri) 2018年5月13日
いやいや、本当そうです!「一番怖いのは人間」という事ですよね。
ものすごく共感します!
鬼太郎がダークなのは好きなんだけど、もうちょいライトにしないと本気で怖いな… #幽霊電車 pic.twitter.com/xyxi7WxJ5B
— 知炉畄 (@break_chiroru) 2018年5月13日
たしかに怖いですね(笑)
小さい子供は泣いてしまうレベルだと思いました。
今回の鬼太郎怖すぎ。ラストまじで背筋凍ったわ。
「これは人間が人間を虐め殺し、その恨みがさらに人間を殺した。」
「妖怪なんかよりよっぽど恐ろしい。」#ゲゲゲの鬼太郎#幽霊電車 pic.twitter.com/eEQaVDBNs1— a.a.@相対性理論 (@aa81400511) 2018年5月13日
たしかに要所要所の鬼太郎、怖かったですね。
鬼太郎ってこんな怖いイメージだったのかなと感じました。
・鬼太郎を殴ってできたコブと同じだけのコブでお返しする
・地縛霊を成仏させるための協力+犯人に報いを受けさせる
・いじめ殺したものは同じ報復を受ける傲慢な人間の因果応報は共通したテーマなんだね。 #幽霊電車 #ゲゲゲの鬼太郎 pic.twitter.com/8iujwnqLOA
— hiroe (@hiroe4WD) 2018年5月13日
鬼太郎が始めに言っていた「因果応報」
まさにその言葉通りになった訳ですね。
生きたまま棺に入れられ、火葬場の扉が閉まる瞬間的な恐怖
幽霊電車の警笛が「ヒャッハー♪」に聞こえてしょうがないボクは地獄行きかのぅΘ3\#ゲゲゲの鬼太郎 #幽霊電車 pic.twitter.com/pVbtnZftRN— ガモツ (@DrGamotsu) 2018年5月13日
生きたまま棺に入れられ、火葬場の扉が閉まる・・・想像しただけで怖いですね。
警笛が「ヒャッハー♪」に聞こえるのは、相当なメンタルの持ち主だと感じました(笑)

ゲゲゲの鬼太郎6期第7話の感想「幽霊電車」まとめ
いかがでしたか?
今回、ゲゲゲの鬼太郎6期第7話の感想「幽霊電車」についてお話しさせていただきました。
ゲゲゲの鬼太郎6期の「幽霊電車」は、様々な現代社会における問題をうまく取り入れ、なおかつ原作の怖さも引き継いでいる素晴らしい物語でしたね。
今回、視聴率も5.7%とかなり良かったようですので、またゲゲゲの鬼太郎7期シリーズがあれば物語は受け継がれていく事になるでしょうね♫
最後までお読み頂き、有難うございました!
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アイキャッチ画像の引用:東映アニメーション