今年でアニメ化50周年を迎えた、元祖妖怪漫画のゲゲゲの鬼太郎。
そんな鬼太郎シリーズも第6期となり、久しぶりのアニメ化に自称鬼太郎世代の私も毎回目が離せません。
今回は話題のエンディング曲の歌詞を探り、鬼太郎の魅力を再発見したいと思います。
目次
ゲゲゲの鬼太郎、エンディング曲『鏡の中から』について
新ゲゲゲの鬼太郎のエンディング曲は、5人組アイドルのまねきチャの歌う『鏡の中から』です。
この曲名を聞いて鬼太郎ファンならすぐにピン!と来るのが、第8話でも登場した妖怪、鏡じじいです。
(→妖怪鏡じじいについて詳しく知りたい方はこちら)
鏡の世界に住んでいるのですが、見かけによらず良い妖怪で、特に可愛い女の子が好きで味方をしてくれます。
でも、鏡の中に引きずり込むのですから、よく考えたら怖いですよね。
鏡は昔からお化けの話にはよく登場し、子ども心に怖い話を観た後はドキドキしたものです。
このようにタイトルを聞いただけで色々想像してしまいます。

ゲゲゲの鬼太郎、エンディング曲の歌詞「オエオエオ」ってどんな意味?
引用:https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiJrv-5uIncAhVOE6YKHcI8APAQjB16BAgBEAQ&url=https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Farticle%2F20180512-629669%2F&psig=AOvVaw28KzMSv1m6wG3rsyP3m37_&ust=1530930974429473
歌詞を聞くと、まず「オエオエオ」という言葉が連呼されます。
また、プロモーションビデオを観ると魂のようなお化けが浮遊しています。
歌詞は鏡の中や闇夜やきみの後ろから「オエオエオ」なので、おそらく妖怪が人間の世界に入り込む際の恐怖の声だと思われます。
ゲゲゲの鬼太郎は初期の時から人間を守るヒーロー的な存在として登場してきました。
しかし、忘れてはいけないテーマがあります。
お金や環境破壊、自分勝手な行動など欲に満ちた人間社会に鬼太郎が現れて、いつも警鐘(いわゆるイエローカード)を鳴らします。
平和な日本ですが、平和だからこそ現代社会の闇に妖怪が現れて人々を苦しめることで過ちに気付かされるのです(ねずみ男は人間の汚い心の象徴だと思います)。
そんな妖怪たちの叫びが「オエオエオ」なのではないでしょうか。


ゲゲゲの鬼太郎、エンディング曲の歌詞「オエオエオ」が伝えたかった事とは?
引用:https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiQ6t6duIncAhWHmpQKHYSLDuQQjB16BAgBEAQ&url=https%3A%2F%2Fmag.japaaan.com%2Farchives%2F67645&psig=AOvVaw0aAE6yIVLfNAaMq0-OAvAb&ust=1530930884315506
ゲゲゲの鬼太郎も今作で第6期になります。
私が観ていた頃はユメコちゃんの登場する第3期ですが、時代も変化し内容も変わっています。
アニメでは皆スマートフォンを持ち、動画を撮るなど(猫娘のスマホ使用には驚きました(笑)が)、正に現代版になっています。
何でもインターネットで調べられる時代になったことで、妖怪の存在や怖さ自体今の子どもには伝わりづらいことと思います。
「オエオエオ」は現代の子どもたちに恐怖を伝えたい妖怪の想いを表現していると思います。
7月からエンディング曲が変わってしまいますが、「オエオエオ」の歌詞で子どもたちの心をぐっと掴んだのは確かだと思います。
これから暑い夏になります。
夏と言ったらお化けです。
今後もゲゲゲの鬼太郎が楽しみですね♪
最後までお読み頂き有難うございました。
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